代々木上原駅そばにオープンしたカフェに胡蝶蘭とスタンド花2基をお届け

にしむらフローリスト

代々木上原駅から徒歩2分、井の頭通りを渡ったところにカフェがオープンしました。

ここは「D」という有名洋菓子店があったところ。30年以上この場所に営業していたのですが閉店しました。

ここを巣立ったパティシエは日本全国に多数いるはずです。かつてはレーサーのジャン・アレジがゴクミと仲睦まじく、お茶を飲んでいる光景なども見られたそうです。私たちも「ケーキ」といえば、この「D」のケーキでした。

そこにできたカフェ。九州の花キューピット加盟店さんからは胡蝶蘭。「午前中に届けて欲しい。」

沖縄のお客様からはスタンド花の注文をいただきました。「オープン前日の夕方、レセプションがあるので5時までに届けて欲しい。」

場所も近いのでお届け前日、様子を見に行きました。改装工事の進展具合のチェック、オーナー様へのご挨拶とお届け内容の報告とお届け時間のご都合の確認などが目的です。そして、この暑さ。スタンド花の設置する場所は屋外であれば、日陰か、平らか、どのくらいのスペースがあるか・・・などが心配です。

ほとんど、新装オープンの場合、工事が遅れ、前日ぎりぎりの突貫工事というケースが多く、開店準備もバタバタであまり早く花が届いても困る・・・・という場合も多々あります。

贈るほうは「朝一番で」とか「午前早め」というご希望が多いのですが、今回、現場の状況から見るとなるべく「遅め」がいいように感じました。(この暑さの中、屋外にスタンド花を置いた場合、どの程度、花が頑張れるか心配でした)

オーナー様とお会いし、ご相談をし、胡蝶蘭は午後、スタンド花は4時過ぎにお届けすることになりました。

2時半過ぎ、胡蝶蘭を届けに行くと、かなりの数のスタンド花が届いていました。

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「まずい!」  いい場所にスタンド花を置けなくなります。

オーナー様にスタンド花をすぐに持ち込むことを報告し、とんぼ返り。

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暑さに強いヒマワリとオリエンタル百合をそれぞれメインに「沖縄らしさ」を強調する為に大きなモンステラと長ーいアレカヤシ、ドラセナを多く入れました。そしてこのあと、工夫をし、あちこち動かし、全部のスタンド花が日陰に入り、きれいに並ぶよう、並べ替えました。

花にたっぷりと補水をし、霧も吹いてきました。

翌日もこの夏の最高気温。たまらない暑さです。朝、チェックに行くと桶の水は空っぽ。

たっぷりの水をやり、又霧を吹いてきました。

夕方、チェックに行くとまた桶の水は空っぽ。でも花は元気。他の花たちも元気。

花たちの暑さに負けない「頑張り」に感心させられました。

月曜日、夕方ぐらいまで踏ん張ってくれそうです。


にしむらフローリスト
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