ポインセチア&プリンセチア&シクラメンの管理方法。

大岡山くりやま花店

12月に入ってすっかり冬の装い。

昼間は天気が良ければぽかぽかですが、朝・晩は冷え込みがきつくなってきました。

体調管理気を付けて下さいね。

例年この時期になるとお問合せの多い、ポインセチア&プリンセチア&シクラメンの管理方法をご紹介します。

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ポインセチア。

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プリンセチア。ポインセチアより色の付いている葉の部分が細長く、色は赤がなくて、ピンク系と白です。

これからの季節の定番商品 ポインセチア&プリンセチアの簡単な管理方法です。

置き場所

元々温暖な中南米原産の植物なので、冬場は室内の10℃~25℃の場所で日当たりの良い窓際などが最も適していします。

室外で楽しむ場合は最低気温に注意し、10℃を下回るようでしたら室内に入れてください。

高温多湿な中南米原産なので、エアコンの乾燥を凄く嫌います。

出来ればエアコンの効いていないお部屋が良いのですが、エアコンの付いているお部屋の場合は、加湿器を付けて湿度を上げるのと、直接風があたらないところへ置いて下さい。

葉はしっかりしているのに、花の先がぽろぽろ落ちてしまうのは、乾燥です。先の部分は新しい芽なので特に空気の乾燥に弱いのでご注意ください。

水やり

水を頻繁に沢山あげ過ぎると、根腐れなどをおこし枯れる原因となります。

寒さに弱いので、土がずーと濡れていると、人間でたとえると凍傷のような感じになり、根が腐ってきます。
土の表面が湿っている間は水やりを控え、土の表面が乾いたらたっぷりやってください。冷たい水よりも常温位の水の方が良いです。
葉が垂れてしまうほど乾かしてしまうと、下葉が黄化して落ちてしまうので気をつけてください。

肥料

基本必要はありません。

翌年も楽しむために

プリンセチア&ポインセチアは短日(日長時間10時間程度以下)で葉が色づく植物です。室内灯や街灯などの人工灯に影響されない自然日長下でしたら11月下旬~12月上旬頃に色づきます。人工灯に影響されてしまう場所でしたらダンボールなどをかぶせ短日処理を行うことで色づかせることができます。

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シクラメン。冬の鉢花の女王ですね。

置き場所

シクラメンはサクラソウの仲間で、比較的寒さに強く、暑さに弱いです。←ポインセチアとは逆ですね。

適温が大体15度前後なので、2月のような真冬でなければ、日当たりの良い室外がベストです。

御手間ですが、日中は室外、夜は室内に入れていただけると良いです。

室内の場合は、日当たりの良いエアコンの付いていない室温の低いところへ置いてください。

水遣り

比較的水が必要な植物です。

特にシクラメンの場合、鉢の大きさに対して、葉と花の量が多いので、水切れを起こすと、すぐにでれ~としてきます。

水切れを起こさない様に注意してください。

土が濡れていて、葉や花が元気がない場合は、室内の場合が暑がっていて、室外の場合は寒がっている感じです。その時に水をやり過ぎると根腐れを起こしますので、ご注意を。

肥料

花を続けて咲かせる為には、肥料が必要です。定期的に液体肥料を与えるか、置くタイプの肥料を与えましょう。

日々の管理

黄色くなった葉や、終わった花は摘み取ります。特に葉は腐り易いので、注意してとって下さい。

花や葉の根元に手を入れて、茎を回しながら引き抜いてください。

シクラメンの場合、葉や花が真ん中から出てくることが多いので、新しく出てきた葉や花に十分日光が届くように、前からある葉を外側へ向けて、真ん中に日光が当たるようにします。

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ポインセチアもプリンセチアもシクラメンも、各鉢によっても人間の様に性格が変わってきます。

同じ場所に置いても、同じ水遣りでも、成長が良い物と悪いものが出てきます。

いちばん良いのは、良く観察して、置き場所、水の量、肥料の調整をしていただけると良いです。


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