
台東区 上野の東急文化会館にお祝いにスタンドをお届けしました。
45053 台東区 上野 浅草 ㈱花恭 0338413583
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東京都内フラワーギフト専門の花キューピット店(お花屋さん)の公式サイトです
Barの開店祝いにアレンジメントを色違いでお届け。
ご注文はいろいろと多方面でお世話になっている
池袋のBarオーナーさんおふたかた。
いつもありがとうございます。
お届け先は長いお付き合いのイケメンバーテンダー君が
仕切ることになった「Bar To-y」さん★
R254沿いで大山駅近く、黒基調の外観がカッコ良し★★
今後ともよろしくお願いいたします。
本日、成人の日。
練馬区成人式式典会場の「としまえん」に向かう
当店前の大渋滞は毎年おなじみ。
晴れ着のコ達が華やかでキレイキレイ♡
おめでとうございます。
雪じゃなくてよかったですね。。
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イベント お花お届け承り中^^ 2015年2月 中野サンプラザ 201502
02/01
日曜日
コンサートホール
俺,ツインテールになります。
ツインテールの日前夜祭~集え!属性力!俺のツインテールは無限だ!~
02/03
火曜日
コンサートホール
民音ドラマチック歌謡祭
シャンソンの名曲から魅惑のポップスまで
02/11
水曜日
コンサートホール
上坂すみれ
第二回 革ブロ総決起集会
02/14
土曜日
コンサートホール
杉山清貴
SUGIYAMA,KIYOTAKA Live tour 2015
02/15
日曜日
コンサートホール
TAC体操フェスティバル
02/19
木曜日
コンサートホール
TABIPPO2015 in 東京
【ココロ踊る、旅に出よう!】
02/20
金曜日
コンサートホール
ULI JON ROTH
SCORPIONS 40th ANNIVERSARY TOUR OF JAPAN 2015
02/21
土曜日
コンサートホール
真心ブラザーズ『Do Sing Tour with MB’S』
02/22
日曜日
コンサートホール
SMA 40th presents
「堂島孝平 活動20周年記念公演 オールスター大感謝祭!」
02/23
月曜日
コンサートホール
同窓会コンサート 昭和ヒットソングジャパン
02/25
水曜日
コンサートホール
ゴスペラーズ坂ツアー2014~2015 “G20”
02/26
木曜日
コンサートホール
ゴスペラーズ坂ツアー2014~2015 “G20”
02/27
金曜日
コンサートホール
ドラマチック・タンゴ「電撃のリズム」
02/28
土曜日
コンサートホール
ドラマチック・タンゴ「電撃のリズム」
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ご相談を受けさせていただきますので
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一般には1/7までが松の内ですね。正月、三が日、松の内と言葉がこんがらがってしまいますが、正月とは旧暦1月のことをいいます。よって1月いっぱいは正月と言っても間違いではないよです。また三が日は1/1,2,3で法定外休日=祝日と同じ扱いです。そして松の内は12/13から1/7(地域によって違います)なのです。
もともと松の内は1/15までということだったらしいのですが寛文2年に幕府によって1/7で正月飾りおさめ、というお達しが江戸城下にあり、それ以来1/7までを松の内としたとのことです。当時どんどん焼も禁止になっていることから火事の防止が目的だったようですね。
さて今日1/7「人日の節句」
「人日」とは五節句の1番目の節句で、陰暦1月7日のことをいいます。この日の朝、七草粥を食べて1年の豊作と無病息災を願います。
日本には古くから年の初めに雪の間から芽を出した若菜を摘む、「若菜摘み」という風習がありました。また「若菜摘み」とは関係なく、平安時代には、中国の年中行事である「人日」(人を殺さない日)に作られる「七種菜羹〔ななしゅさいのかん〕(7種類の菜が入った吸い物)」の影響を受けて、7種類の穀物で使った塩味の利いた「七種粥」が食べられようになったそうです。
その後、「七種粥」は「若菜摘み」と結びつき、7種類の若菜を入れた「七草粥」になったと考えられます。江戸時代には幕府が公式行事として「人日」を祝日にしたことで、「七草粥」を食べる風習が一般の人々にも定着していったそうです。
旬の生き生きした植物である七草を粥にして食べれば、自然界から新たな生命力をもらえ、無病息災で長生きができるとされていました。かつては、前日に野山で菜を摘み、年棚(歳神を祭った棚)の前で七草囃子(ななくさばやし)を唄いながらすりこ木でたたいたそうです。こうすることで、七草の力をさらに引き出すことができると考えられていたそうです。このように丁寧に細かく刻まれた七草粥は、正月のご馳走に疲れた胃腸をいたわり、ビタミンを補う効果もあります。お正月においしいものをたくさん食べた方はぜひ召し上がってはいかがでしょうか。
ちなみに七草は以下の通りです。
せり(芹)普通にセリです。
なずな(薺)ぺんぺん草です。
ごぎょう(御形)別名、母子草。
はこべら(繁縷)ナデシコ科の植物です。
ほとけのざ(仏の座)小鬼田平子。キク科の植物。
すずな(菘)カブのことです。
すずしろ(蘿蔔)ダイコンのことです。
弊社ではお正月のお飾りを販売しているのでよく「29日」に飾りをしてはいけないの?という質問をいただきます。
たしかに正月飾り、餅つきは「九」=「苦」につながるので縁起を担いで行わない、というのが一般的ですが、そうも言ってられないのが現代社会の忙しいところです。調べてみたのですが明確な根拠は上記の「苦」につながる、というくらいしか現時点で見当たらないので気になさらない方はOKですし、気になさる方は28日までにお買い上げいただき30日に飾れば大丈夫です。
また地域によっては「苦をつき倒す」という意味を込めて餅つきをされるところもあるそうです。ポジティブでいいですね。
食品の買い出しも30日までがピークかもしれませんが、お正月に頂く「おせち」料理、これは漢字で書くと「御節」。つまり本来は5節句に食べる料理のことを指しています。その中でも一年で初めの1/7七草の節句「人日の節句」と、おめでたいお正月の日程が近かったため、お正月に食べる料理を「御節」と呼ぶように江戸時代あたりからなったそうです。こういうファジーさが日本の風習はいいですね。
ちなみにお節の正式な仕様は五段重だそうです。現代は簡素化されて三段が多いですよね。こちらも縁起を担いで、一ノ重、二ノ重、三ノ重、与ノ重、五ノ重と「四」=「死」を避けています。またいれる料理は日頃火事に忙しい女性と台所の神様を正月くらい楽をさせてあげようと保存のきくものが作られるようになったそうです。ご存じのように使われる食材もすべて縁起物です。「めでたい」とか「よろこぶ」とか。
こうしたごろ合わせが昔から行われていて、それが文化として今に受け継がれているということでは、「めでたい」も「苦」も同じですね。
年末は注連縄に関する「注連縄の向きは?どっち向きに飾るの?」という質問を多数いただきますのでそれに関して。
注連縄というのは神域(常世)と現世(俗世)を隔てる結界の役割を担っています。御霊代、依り代として神様が宿る印として、神体を縄で囲いその中を神域としたり、厄を払ったりする意味があります。
お正月には新しい年神様を迎える準備として、自分の家が年神様を迎えるのにふさわしい神聖な場所であることを示すために注連縄を飾ります。年神様とは毎年正月に各家にやってくる来方神であったり、「年」は稲の実りのことであり、その年の豊作を祈り穀物・農耕神を迎えることであったり、その家を守ってくれる祖先の霊として考えられたりと、地域によって若干違いますが厄才を払い、実りの多い年にしてくれる神様という解釈でいいと思います。
ではその神様を迎えるためのしめ縄の向きですが、じつはどちら向きに飾っても間違いではありません。しかしながら一般的な回答として「神棚に向かって右が太いほうになります」とお答えして以下の説明をかいつまんでお話しするようにしています。注連縄の作り方では、綯いはじめが太いほうですのでこちら側が「元」になります。神道での左右の扱いは神様から見て左が上位になります。ですので神様から見て左、我々から向かって右に「元」がくるように飾ります。一般的にはこれでまず間違いはありません。
では逆ではダメなのか?というと、地域や職業によっては逆に飾られる場合が多々あります。向かって右を太く飾る形を「入り船」、逆を「出船」と呼びますが、私のように商人ではお客さんにたくさん来てほしいので入り船。表に出て稼いでくるお勤めの方なら出船、という具合に向きを考えるそうです。また夜のお仕事では出船の飾り方が多いようです。
また「入船」と「出船」という言葉のもとは玄関と神棚の関係という説もあり、玄関の方を太いほうが向いていれば入船、逆なら出船と考えるそうです。そのうえで前述のように意味合いを考えて向きを決めるということでしょう。
また神社の話になると、出雲大社は左右逆という話が有名で、大国主の怨霊を表に出さないために我々側から見た結界だから向きが逆、という説が一般的です(私はちょっと違う見解をもってますが)出雲大社だけではなく島根県では左右逆の飾り方が一般的と言いますし、他にも左右逆の飾り方をする神社はたくさんあります。いわゆる国津神系の神様の神社に多いということなのです。天津系の神様と国津系の神様、記紀に記された日本創世記の話になると諸説色々と長くなるのでそれは機会があればいずれまた。
最初のお答えに戻りますが、いろいろご事情があり、かつそれをご理解の上、出船で飾られるのであればそれは正しい飾り方ですので、要はご自分がどちらで飾る、ということを意識して飾られればそれで正解なのです。これは門松の内高、外高の話と同じです。
蛇足として、注連縄の綯い方にも左綯えと右綯えの2通りがあります。ほとんどは左綯えですが、この左は太陽の巡行方向ということで「火」をイメージし、そこから男性を指します。右綯えは太陽の巡行方向の逆で、「水」をイメージし、女性を指しています。祀る神様に男女のイメージや概念が付加されている場合などは、この左綯えと右綯え、男女を使い分けるそうです。
クリスマスの飾りに欠かせないヒイラギですが、クリスマスに使うヒイラギと節分に使う柊。両方とも「ひいらぎ」ですがじつは別の植物なんです。
クリスマスによく使うヒイラギは「セイヨウヒイラギ」といってモチノキ科モチノキ属の常緑小高木。冬に赤い実を付け、下の方の葉は外側が数か所尖り、上の方の葉は先端が尖ります。和名では「セイヨウヒイラギモチ」
花屋さんで見かける「クリスマスホーリー」が一般にこのセイヨウヒイラギと考えていいのですが、「ホーリー」というのは時にモチノキ属全般のことを指します。そこでこのクリスマスに使うホーリーを限定して「イングリッシュホーリー」「ヨーロピアンホーリー」と呼んで区別しています。ところが日本で一般的に販売されているのは「チャイニーズホーリー」なので厳密には「クリスマスホーリー」ではない、ということになりますが、前述したようにモチノキ属全般をホーリーと呼んでいるので問題ないように思えます(細かいことですみません)
このセイヨウヒイラギ、常緑でしかも冬に赤い実をつける貴重な植物としてキリスト教以前から聖なる木として崇められてきたそうです。
キリスト教においてはキリストの足元から初めて生えた植物であり。尖った葉はキリストが処刑された際のイバラの冠を表し、赤い実はイバラの冠によって流したキリストの血を表していると言われています。さらに花は真っ白でキリストの生誕を表し、苦い樹皮はキリストの受難を表すとされています。
こうした常緑樹信仰からセイヨウヒイラギにも魔力があるとされていて、クリスマスの期間に悪魔や妖精が悪さをしないよう魔よけとして利用されていました。クリスマスにセイヨウヒイラギを飾るのはこうしたわけがあるからです。
さてでは節分の柊はというと、こちらはモクセイ科モクセイ属の常緑小高木。葉は固く尖っていて、へたに触ると血が出るくらい刺さり、かなり痛いです。この疼く、ひりひり痛むことを「ひいらぐ」といったそうで、そこから「ひいらぐ木」がやがて「ひいらぎ」になったのが名前の由来だそうです。また老木になるにつれて葉の尖りも先が丸くなっていくそうで、人も老いると丸くなる、という話になぞられることも多いそうです。この鋭く尖った葉から節分の鬼の目付きの話の通り邪気を払う木として庭に植えられる習慣があったそうです。
「鬼門除け」といって家の庭の表鬼門(北東)に柊、裏鬼門に(南西)に南天を植えるとよいと言われています。
幹は固く対衝撃生に優れていることからいろいろな道具の材料としても重宝がられ人の暮らしの中に深くかかわってきた植物の一つといえるでしょう。
両方ともに常緑樹であり尖った葉をもつことで魔よけとして共通の意味合いをもっています。日本に定着したクリスマスには柊でもセイヨウヒイラギでも同じ「ヒイラギ」としてゆる~く楽しむことでよさそうです。鬼も追い払ってくれる柊でしたら悪魔も払ってくれるでしょう。
念のため二つの見分け方ですが、まず葉の固さが全然違うことと尖り方の違いで判断できます。また柊は葉が枝に対して対にでる対生でセイヨウヒイラギは互い違いに葉がでる互生ですので見分けがつきます。
ですので写真のアレンジに使っているのは柊でとなりに付いているクリスマスピックがセイヨウヒイラギを模したもの、というわけです。
さて恋人たちにとってXmasはやはり特別な日。
愛の告白、プロポーズをXmasに、と考えている男性諸君も多いのではないでしょうか。
そんな求愛の時に欠かせないのが赤いバラの花束ですね。
ではなぜ赤いバラを愛の告白に贈るのでしょうか?
日本古来の習慣ではな、く西洋から伝播された概念であることから西洋の歴史に基づいていることは想像できます。
バラ自体ははるか昔、メソポタミヤ文明のころには祭事用などに利用されていたそうです。
それが愛を象徴的する花になったのはキリスト教の影響が大きいようです。
聖母マリアの象徴は白いユリと棘のない白いバラ。一般には白いユリが有名ですがカトリックでは白いバラも象徴とされています。
これは聖母マリアの純潔、清らかで汚れない愛を表しています。
ではキリスト教において赤いバラの象徴はなんでしょうか?有名なマリア・マグダレナ。「マグダラのマリア」です。
イエスに前非を許された彼女の流した痛悔の血の涙が赤いバラの象徴で、その罪を洗い流した愛を象徴していると言われています。
聖母マリアの白いバラとマグダラのマリアの赤いバラ、それぞれ象徴される愛の中身が違うのですね。
聖書言語のギリシャ語には4つの愛を表す言葉アガペー、フィレオ、ストルゲー、エロスがあるといいます。
いわゆる男女間(恋人間)の愛、お互いを求める愛情はエロスに相当するのだと思いますが、このマリア・マグダレナの象徴である赤いバラがなぜ愛の告白、通じてエロスに関連付けられたかを記した明確な文献や資料は見つけられなかったのですが想像するに、男女間という人間として生々しい感情や欲情を、人として罪を背負い、許されることで血の涙を流した、マリア・マグダレナという生身の人間像に重ねたように思えます(私の解釈ですのでご容赦ください)
また赤=血の色であり、生きることそのもの、血の暖かさ、肉体的な意味での感覚、などがやはり男と女の関係に添った生身のイメージだったのだと思います。
無原罪の御宿りでイエスを生む聖母マリアと、その比較対象としても捉えることのできる、あまりに生身の人間的なマリア・マグダレナの存在。白と赤のバラが象徴とされる二つの愛、亜使徒としてイエスに従ったマリア・マグダレナに思いをはせると、このXmasに贈られる赤いバラのプレゼントもまた深い意味を持っているように思えてきます。
松のお話です。おめでたいお正月には欠かせない植物です。太古の昔から地上に生息し苛烈な環境にも耐える常緑樹ですので世界各国の常緑樹信仰と同様に尊ばれてきました。
この「松」という名前の由来ですが、諸説いろいろあるようです。
若さを保つ=タモツ→マツ。神様が樹に宿るのを待つ(まつ)。葉が二つに分かれている=又→マタ→マツ。まつ毛に似ている(まつ、げ)いろいろありますね。
自分的に一番腑に落ちたのは「神が宿るのを待つ」から「祭る・祀る」→「松」です。世界中の常緑樹信仰を見るとこの説が自然ではないかと感じます。
漢字の松は木+公(つつぬけ)と書きます。針葉樹ですので葉が透けてみてるからなんでしょう。
写真は「蛇の目松」という葉に斑が入った松です。お正月のアレンジには大活躍で、主に洋っぽいデザインをする時の心強い味方です。
さて松といっても花業界では、いろいろな呼び方があって混乱するときがあるのですが、一般に花屋さんでお正月用に販売されている「若松」や「門松」、「根引き松」「からげ松」というのは、ほとんどが黒松という種類の松です。
皆様が花屋さんの店頭で見ることのできる松の種類は大別すると、黒松系、赤松系、五葉系、大王松ですが、前述のようにほとんどが黒松系ということになります。いけばなの花材を扱われている花屋さんにはもっといろいろな種類があるかもしれません。
同じ黒松系の中で用途に合わせて作られているわけですが、若松や門松は密集して植えられています。横に枝を張れないため上にスッと伸びて育っていきます。門松用は間隔を調整して大振りになるようにするようです。
また根引き松は間隔をあけて育てられるので姿かたちが変わって(振りがついて)育だちます。根が付いたままの状態で販売されているものが多いようです。
門松の記事でも記載しましたが、唐の時代の中国で、正月の「子の日(ねのひ)」に野山で小松を引き、千代を祝うと言う風習があり、それが日本に平安貴族の「小松引き」という子供の長寿祈願の遊び事として伝播しました。その松を持ち帰り門前に飾るようになったのが門松の始まりといわれていますが、現在でもこの根引き松または根引き若松を白和紙で包んだものを立てる習わしが残っています。
カラゲというのは仏花のことを指し、仏花に入れられるくらいの短く細い松のことをカラゲ松と呼んでいるようです。
こちらは地域によっても呼び方が変わるかもしれません。
最後にこの蛇の目松ですが、赤松と黒松の両方に蛇の目松がありますが、我々が扱う蛇の目松のほとんどが赤松系だそうです。黒松蛇の目は珍しいんですね。花屋としてお正月は当たり前のように取り扱う「松」も調べれると奥が深くて面白いですね。
中央市場では年に一度、千両市という千両関係だけのセリを行う日があります。
弊社でも厳選した良質で実付きのよい千両のみを仕入れるようにしています。
ばっちり水揚げとあく抜きを行いコンディションのいい状態で販売させていただきます。しっかりした品物は翌年の2月くらいまでもちますよ!
このお正月に欠かせない千両ですが、ちょうど正月の時期に赤い実をつける「めでたい」植物として、すでに江戸時代には園芸品種として親しまれていたそうです。還暦の「赤いちゃんちゃんこ」と同じように、めでたい時には赤い縁起物が欠かせないという習わしから現在も多くの家庭でお正月に飾られています。
ではなぜ「千両」という名前がついたのでしょう?まず「両」というのはお金の単位。千両といえば大金だったわけで大金持ちになれるのはめでたいこと=縁起物ということですね。僕も一度でいいから大金持ちになってみたいものです。
そしてお金の単位で「千」以外はないのかというと、じつはこの「両」シリーズ、一両から万両まであるんです。
一両は蟻通(アリドウシ)という棘の鋭いアカネ科の植物です。
十両は藪柑子(ヤブコウジ)のことで、山橘(ヤマタチバナ)ともいいます。
百両は同じくヤブコウジ科の唐橘(カラタチバナ)十両よりも少し背が高く実も多いです。別名は「百両金」、昔はとても高価で百両以下では手に入らなかったから、と言われています。
千両はご存じのとおり。センリョウ科の常緑低木です。
万両はヤブタチバナ。ヤブコウジ科(またはサクラソウ科)の緑起木です。こちらは千両に並んで有名です。
なぜこの有名な2つの縁起物、千両と万両で格差があるのか?ですが一説には万両は葉の下に実が垂れてつくので重い。千両は葉の上に実が付くので軽い(お金の価値が軽い)ので万両のほうが格上。
もう一説には千両は葉の上に実が付くので鳥に食べられやすい、万両は逆に食べられにくい。ということで万両の勝ちだそうです。
もしかすると単純に考え、実の大きさや数、背の高さとか、そういったもので判断されたのかもしれませんね。
お正月に縁起を担ぐのに「万両」と「千両」、それに「一両」を飾るといいそうです。
そのこころは「万両、千両、ありどうし」(大金がずーと手元にある)だそうです(笑)
今回は門松の歴史です。
お正月飾り、門松の起源は唐の時代の中国で、正月の「子の日(ねのひ)」に野山で小松を引き、千代を祝うと言う風習があったそうです。もともとは、平安貴族の遊びごとの「小松引き」が由来で、子供の長寿祈願が基になっているようです。
平安貴族の小松引きの行事で持ち帰った「子の日の松」はやがて家族の長寿祈願のために門前に飾るようになりました。現代まで、この流れを受け継ぐのが関西地方では「根引き松」または「根引き若松」を白和紙で包んだものを立てる習わしです。
平安時代に起こった門松の習わしはこのように簡素なものだったのですが、やがて室町時代には本格的に広がり、青竹三本を中心に周囲を若松で囲い下部を竹やワラで巻いて仕上げる形状で屋敷の大きさにあわせて飾るようになりました。この大型の門松は現在でも全国の銀行・百貨店をはじめ一部の住宅で飾られていますが、竹の先端部の形状は、斜めにソギを入れたものと、真横に切ったものの2種類があります。斜めにソギの入ったものを「ソギ」平らなものを「寸胴」と呼びます。
もともとは「寸胴」が門松の基本の形だったそうですが「ソギ」ができたきっかけは徳川家康の生涯唯一の負け戦として知られる「三方が原の合戦」で武田方に叩きのめされた家康は命からがら浜松城へ逃げ帰ります。追って来た武田軍は浜松上を包囲して新年を迎えました。新年の挨拶代わりに武田軍の武将の一人が嫌味な句を作って浜松城内に送りました。「松枯れて竹たぐいなき明日かな」松は浜松の松で徳川に、竹は武田にかけているのです。正月なのに縁起でもないと、激怒した家康が自ら門松の竹を切り捨てたのだそうです。やがて武田軍は引き上げ、徳川の武運が開けていきますが、運にあやかるように徳川側の武将たちはこぞって門松の竹にソギを入れたそうです。
現代の住宅事情により大型の門松を玄関に飾られる方はほとんどいらっしゃいませんが写真のようなミニ門松を玄関の靴入れの上に飾られる方は多いと思います。当店でも年末に販売いたしますのでぜひ。
エビデンドラム「コチモモ」
育てやすいかわいらしいランです。名前の由来は「樹の上」で、その名の通り木などの上に張り付く着生ランの一種です。そのため葉は多肉植物のように肉厚です。そのためやや乾燥気味に育て、水やりは乾いてからたっぷりのメリハリ型。冬場の乾燥した時期は根だけではなく葉にも霧吹きしてあげるといいです。あまり水をあげすぎると枯らしてしまいますので霧吹きと併用して加湿にならないように気を付けましょう。
寒さはあまり強くないですが関東の一般家庭ではリビングなどで越冬できます。
花が終わったら葉の上の部分で切り戻しますが、しぼんだ花の下に新しい花芽ができていることもあるので、よく確認を。
花は季節ではなく環境によって好きな時に咲かせます。
シンビジュームが圧倒的に多いこの時期ですが、ちょっと違いをだしたいギフトにもってこいです。
12月いえば「お歳暮」です。
そもそも、お歳暮とは「年の暮れ」のことを意味するそうです。お歳暮という慣習は昔、新年に先祖の霊を迎えるために必要なお供え物を、嫁いだり分家した人が、本家や親元に持って行く行事でした。
最近は、お世話になった人に一年の感謝の気持ちを込めて年末に贈る、贈り物を指す言葉となったそうです。
では、お歳暮はいつごろ贈るの?というと新年(正月祝い)の準備を始める12月13日から20日までに贈るのが一般的な習慣だったそうです。しかしながら最近では上記のとおり、日頃からお世話になっている方への年末のあいさつと内容もかわり、お歳暮を贈る時期も少し早まっている傾向にあります。関東では、11月末から贈る人も多いようです。
ここで気になるのは相手の方が喪中の場合ですが、お歳暮はお祝いとは違い、日頃の感謝の気持ちを伝えるものなので、マナーとして問題ない、ということだそうです。