御祝スタンド花をお届けしました!!

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先日お届けした某パーティー会場へのスタンド花。赤、紫系でシックにおまかせとのご要望でボリュームを出してお作りしました。パーティー会場では白いスタンド花で統一されていたので逆に凄い目立っていました(*^▽^*)

千束4丁目(吉原)へお届けしたお花さん♪

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☆ お誕生日の御祝に ☆
御祝 アレンジメント♪
千束4丁目(吉原)へ配達♪

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ご注文有難うございました♪
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ご注文・配達等に関するお問い合わせは
☎ 03-3841-5425 (午前9時~午後8時)
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上野ストアハウスさまへお届けしたお花さん♪

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☆ 御公演の御祝に ☆
御祝 スタンド花♪
上野ストアハウスさまへ配達♪

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ご注文有難うございました♪
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ご注文・配達等に関するお問い合わせは
☎ 03-3841-5425 (午前9時~午後8時)
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荒神松も販売をしています。荒神様とは

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荒神松も販売をしています。台所の神様、荒神様には月に一回「荒神松」をお祀りします。様式は地域によってさまざまで松を一本、松を三本、榊と組み合わせた松三本などありますが大森では松を一本という様式が一般的のようです。基本的に月末に販売させてもらい1日に飾るという形をとっていますので月末のみ数量限定で販売しています。
ざっくりいうと荒神様とは台所を守護する火と竈の神様で基本的に天照大御神様や氏神様などの他の神様とは別の神棚でお祀りする必要のある神様で、森羅万象の根源となる神様になります。一般的な神棚の他に台所の小ぶりな神棚にお祀りします。
荒神様は民間信仰の特徴があり、また神仏習合において火の神様と竈の神様の信仰に仏教と修験道の信仰が混ざったものなので少々複雑です。

荒神様は三宝荒神とも呼ばれます。三宝とは仏教においては、「仏・法・僧」でありこの三宝を守護するもので如来荒神、麁乱荒神そらんこうじん、忿怒荒神ふんぬこうじんの三柱で三宝荒神となります。また神道においては竈三柱大神(かまどみはしらのおおかみ)として祀られ、三柱は竈の神様である奥津比古命(おきつひこのみこと)と奥津比売命(おきつひめのみこと)、火の神様である火産霊命(ほむすびのみこと)を指します。
古くから人は煮炊きをして食事をすることから竈神様は生命力とかかわりの深い神様です。竈の火に宿るため火伏せの力もあり、穢れや災いを浄化する火の力を持つとされています。生命力の源と火の力、この二つの力に直結する場所が台所ということですね。
そのため、荒神様は台所を守護する神様として専用の神棚にお祀りされるようになったと考えられています。
お祀りの作法としては一礼三拍手一礼で三拍手は三宝に帰依するという意味です。
ちなみに台所の入り口に掛かる暖簾(のれん)、これは神域を示す注連縄(しめなわ)が変化したものだそうです。
そして荒神(コウジン)とは現存している神仏よりも遥か以前から信仰されていた『太陽信仰』が元になっている日本人の特有の信仰で『自然界』を重んじていて森羅万象の根源となる神様です。そして自然というのは我々人間から見てやはり荒々しいものなのです。古来の荒魂に代表されるように良い方にも悪い方にも超絶な力を発揮するという神様ですね。
最後に我々になじみ深いものを。
荒神経をご存知な方は知っていらっしゃると思いますが、天には太陽と月、そして地にいるといわれている神々を『木火土金水 (モッカドゴンスイ)』と呼び全てに神々が宿っているとされて信仰されてきました。まさに自然界そのものです。太陽(日)と月、木、火、土、金、水。
そう我々は日々、荒々しい荒神様と一緒に生活しています。
日・月・火・水・木・金・土の一週間を。

今日は「真夏の母の日(8/8)」インテリアグリーンのギフトがおすすめ!

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雨に煙っている大森です。いよいよ台風が接近してきた感バリバリです。 (*´Д`) さすがに台風相手ではケンカにもならない。データを見てると去年8月は記録的な長雨だったみたいですね。今年は記録的な猛暑と厳しい戦いが続く花業界夏の陣です。
店頭ではテーブルサイズの観葉植物をいろいろご用意してお待ちしています。場所を取らずに楽しんでいただけるのでオフィスにもおすすめ。やっぱり身近にグリーンがあると落ち着きますよね。
プレゼントにもおすすめです。そういえば今日は夏の「母(8/8)の日」ですね。いつも忙しいお母さんをぜひ癒してあげてください!

新宿三丁目に胡蝶蘭鉢をお届け

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富ヶ谷2丁目のNさんから開店祝いのお花の注文をいただきました。
お届け商品は、白胡蝶蘭三本立ち最高グレード。
お届け先は、新宿三丁目に開店する寿司BAR。
注文くださったNさんのお父様は、私が時々朝散歩に行く東大駒場グラウンドで知り合ったお散歩仲間です。
私のことを気にかけてくださっていて、この度注文をくださいました。
仕入先の大田花きでは、何名かのすばらしい胡蝶蘭の生産者がいます。
我々買参人は好みにより生産者を使い分けますが、今回私が選んだのは山梨県の古谷洋蘭園の『ロイヤルシルク』でした。
古谷洋蘭園さんの胡蝶蘭の特徴は、花が大きく並びがきれいで豪華です。
その日入荷した中の一番良い鉢を選んでもらいました。

お届け先様からNさんに届いた案内状を見せていただくと、店内が狭いのでお祝いのお花は辞退させていただきますと描いてありました。
ちょっと判断に迷いましたが、Nさんは大切な取引先なので開店当日前に事務所のほうにお届けして欲しいという強い意思がありました。
それならば…と私も納得して前日にお届けさせていただきました。
事務所に届けられたお花は、翌日のオープニングセレモニーの会場に飾られていたそうで、よかったです。

お榊の話

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榊(サカキ)の語源は、神と人との境であることから「境木(さかき)」の意味であるとされ、日本神話で神様のいる場所に榊を立てたという古事が元となっています。日本では古来より先端が尖ったものには、神様の力が宿ると考えられていました。また世界各国に共通する常緑樹信仰と合わせ、榊は神籬(ひもろぎ)、つまりは神様が降り立つ依り代としての役割もあるということです。面白いことにこの榊(サカキ)というのは古来では特定の植物を指す言葉ではなく常緑で葉の先が尖っている神様に捧げる樹のことを呼んでいたらしい、ということで、その地方地方で神棚に祭る植物が、「サカキ」と呼ばれるようになったということです。
現代でいう榊は温暖な地域でしか栽培できませんので榊が育成できない地域では 樫や松、椿や山茶花(さざんか)を「サカキ」と呼んでいたらしいです。
近代になり流通や情報が整備される中で今でいう榊という植物が「サカキ」に統一された、ということでしょうね。
その榊は「本榊(ホンサカキ)」とも呼ばれています。それは前日の通り榊は関東以南の比較的温暖な地域で生育するため寒い地域では流通することが難しく代わりに関東以北では類似種(別属)のヒサカキ (Eurya japonica) をサカキとして代用しているので区別するため「本榊(ホンサカキ)」と「ヒサカキ」と分けて呼んでいます。
ヒサカキについては、「シャシャキ」「シャカキ」「下草」「ビシャコ」「仏さん柴(しば)」「栄柴(サカシバ)」などと地方名で呼ばれることもあり仏壇にも供えられる植物です。花は早春に咲き、独特のにおいがあり季節には流通するヒサカキに花が混じってくることもあります。漢字で書くと、小さいことから「姫榊」とも書き、またサカキでないことから「非榊」とされることもあるようです。
ちなみに花屋的に大別すると関東から東はヒサカキ、関西から西は本榊ということになっていて東京大森の当店は「サカキ」といえばこのヒサカキのことです。
この本榊とヒサカキが店頭に並んで販売されているところはあまりないと思いますが、サカキとヒサカキを見分けるポイントは葉縁で、葉が小さく、鋸歯がある(ぎざぎざしている)ならヒサカキ、表面がツルツルしていて、ふちがぎざぎざしていない全縁なら本榊です。また本榊は茎頂の芽(冬芽)が、爪状に尖っていることでも見分けられるようです。植物的にはヒサカキのように葉の縁がギザギザになっていることを鋸歯縁(きょしえん)、本榊の葉のように滑らかになっていることを全縁(ぜんえん)というそうです
ではこの榊(ここからは統一して榊と表現します)、神棚の両側の榊立てに左右対称一対で飾ります。飾る日はいつか、というのは以前「お三日」の文化の記事でご紹介しましたが改めて。 毎月朔日(1日ついたち)・15日です。当日の朝のうちに古いものと取り替えますので花屋で販売するのは月末と14日までが一般的です。ではなんで1日と15日か?月の中でちょうどキリがいいからいいんじゃん?というわけでもなく、由来は「お三日」という文化に基づいていて、古来から榊、仏花をお供えする1日、15日、28日を「お三日」といい近年28日が省略されました。いわれは、江戸時代に参勤交代で江戸にいる大名が一斉登城する日がこの3日だったそうです。庶民は大名が将軍様に詣でる日を「神仏に詣でる日」として真似をし(庶民は将軍様に拝謁できないですからね)代わりに我が家にある神棚、仏壇にお榊、仏花を供えて「神様とご先祖様」に感謝をする日としたそうです。ですのでこの1日と15日に榊を神棚に飾り神様を敬うことがまず大切で、仏花の記事でも書いたように常日頃、榊立ての水をかえ葉のほこりを払い、枯れないように世話をすること、が日頃から神様を敬うことになります。
近年は造花の榊も販売されていて神社側も生活習慣の変化ということで「よいのではないでしょうか」ということらしいですし否定するようなことでは全くないと思いますが、私個人的にはやはり命あるがゆえに枯れていく生の榊を飾ろうかと思います。
またこの江戸の大名が将軍様に詣でる「お三日」のもとになっているのがおそらく月次祭(つきなみのまつり)というもので、神事に詳しい方はご存知かと思いますが毎月行われる 祭礼です。有名なのは 伊勢神宮の6月・12月の月次祭ですが、多くの神社では毎月1日、15日、(28日)に斎行し、皇室の繁栄、国の隆昌、氏子崇敬者の安寧を祈願しているということです。現在は28日にも斎行されている神社は少なくなってしまったそうですがこの三日がたぶんもとになっているのではないかと考えています。
このどこかで聞いた月次(つきなみ)という言葉は平凡なことを指す「月並みですが」のもとになっていて、もともとは毎月繰り返し行うもののことを指していた意味が明治以降平凡なものを指す意味に変わってきた、ということです。会社でも月次しますもんね。
こうして毎月繰り返し、欠かさず神様を祀り榊を飾り世話をすることで、私たちの心を神様に向かわせることが榊を神棚に飾る意味です。そう考えると榊は神様の依り代としてよりも私たちの心のよりどころとしての意味が強いのかもしれません。

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