代々幡斎場に可愛らしいアレンジメントを2つ届けてください。

にしむらフローリスト

代々幡斎場にアレンジメント2つのお届けの注文をいただきました。
中学生の女の子が亡くなったようで「可愛らしく、雰囲気を変えて2つ。」
苫小牧の花キューピット加盟店さんからの注文です。

「苫小牧」という地名に大学に入ってからアイスホッケーを始めた私はつい反応してしまいます。このお花屋さんもホッケーをやっていたんだろうか・・・・とか、私の知人を知っていないだろうか・・・とか。

「苫小牧」といえば、釧路、帯広と並び、スケート王国。冬になれば、空き地は水を撒けば、どこでもスケートリンクに早変わり。市民は誰でもスケートができるはず。日本でアイスホッケーをしているものにとって「聖地」であり、「頂点」の場所です。

私が大学生だった頃(約40~45年前)、高校チャンピオンは「苫小牧東高校」(当時は駒大附属苫小牧高はまだありませんでした)。大学チャンピオンは東高の卒業生を集めた「法政大学」、日本リーグチャンピオンは法大を卒業した(?)選手を集めた西武鉄道、国土計画。
そして、この2チームができる前、王座に君臨していたのは苫小牧の「王子製紙」と「岩倉組」。
引木、黒川、大坪擁する王子、岡島、蛯名、森島の岩倉。優勝を争った、この両チームが同じ苫小牧を2分にしていました。

現在、市長である岩倉博文氏はその岩倉組の御曹司。幼少の頃はレジェンドになったあの選手たちに手ほどきを受け、高校こそ、立教高校でしたが大学は名門立教大学アイスホッケー部の主将でスタープレイヤーした。その後は日本青年会議所会頭、国会議員というキャリアを経ています。
そんなわけで苫小牧には友人、知人、先輩も多くいるので反応してしまいます。

さて、お届けの花の話に戻しましょう。
「若くして亡くなった(中学生)女の子の葬儀」というのは重く、辛いと思います。
可愛らしく・・・といわれてもそうそうピンクでいっぱいというわけにはいきません。
弔意を込めた可愛らしいとはいえない花になりました。

20150610

施主のご家族、参列者の方々には辛いお別れになると思いますが施工する葬儀社の方にとっても辛い仕事になることでしょう。


にしむらフローリスト
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